警告(装置メーカーより)
レーザ加工機は高出力のレーザビームを発したり、高速で移動する部分があり危険である。

以下の警告を厳守すること。 *この場合の運営管理者:工作センター
1.運営管理者・・・*は、安全を確保できるレーザ加工管理区域を設定し表示を行う。
2.運営管理者の許可のある者以外は、レーザ加工管理区域への立ち入りを禁止する。
3.取扱説明書等に記載されている安全上の注意事項および操作手順等を熟読理解してから機械の操作や作業を行う。
4.機械に貼られている危険警告ラベルを熟読理解した上で、操作や作業を行う。
5.制御装置や発振器電源盤および冷却装置の内部は、ケガや死に至る可能性のある高電圧がかかっていることがあるので、この装置の保守担当者以外の者は扉を開けてはならない。
6.レーザ加工機の非常停止ボタンの位置を確認してから、操作や作業を行うこと。
7.この機械の安全装置やインターロックを取外したり、無効にしたり、移設したりしない。
8.この機械を分解したり、改造したりしない。
9.この機械は無人運転をしない。
10.本装置をレーザ加工以外の目的に使用しない。また仕様の範囲外での使用をしない。
11.安全防具を着用して機械を操作する。
             *保護メガネ、防塵マスク、安全靴その他
12.レーザビームによる影響を防ぐための保護眼鏡や保護服を着用しないで機械を操作したり近づいたりしてはならない。またレーザビームおよびその散乱光を直接見たり、身体の一部に触れないようにする。
13.レーザビームの光路は開放しない(保守担当者による保守作業時は除く)。
14.材料による危険性があるため、あらかじめ加工材料による影響を理解しておく。
15.有害な蒸気や微粒子などを発生する材料を加工する時は、加工する材料の特性を理解し、適切な換気装置を備え、取扱者や作業者が有害な蒸気・微粒子などを吸い込んだり、さらされたりしないよう注意する。
16.加工中は換気を行う。
17.機械の上にのらない(保守担当者による保守作業時は除く)。また機械の上に物を置いたり、立てかけたりしない。
18.稼働中の機械にはさまれたり、巻き込まれたりして死に至る重大事故につながる可能性があるので、稼働中の加工ヘッド付近や加工テーブルに手や体を絶対に入れない。
19.レーザ加工機の近くには、引火性の物や爆発性の物を置かないこと。また消化器を設置し、その正しい取扱方法を運営管理者、レーザ作業者および周辺作業者全員に周知徹底する。
20.加工時の二次反射による火災や機械の焼損が起こらないような対策をすること。
21.ガス器具は、破裂の可能性があるので危険を想定した取り扱いをすること。
以上